本当に難しいアラビア風奇想曲

弾けば弾くほどアラビア風奇想曲は難しいことが分かってきました、

スラーやスケール移動などは順調なのですが、やはり和音をスムーズに演奏することは、至難の技です、

誰が聴いても気持ちの良いフレーズで演奏できなければ、この曲は意味がありません、

ただ楽譜通りだけなら直ぐに完成するのですが、心地よい演奏となると話は別です、

最近仕上がりは思ったより早くなると書きましたが、とんでもないことがわかりました、

恐るべしタレガです、彼が歌うように旋律を書き残した筆跡を探って引き出すのはまだまだ時間がかかりそうです、

毎日この曲ばかり弾いていると、他の曲の練習が疎かになり心配にもなります、

アラビア風奇想曲は調律もちがうので、6弦を一々直すのも面倒ですから、つい連続して弾いてしまいます、

エンデチャとオレムスなどは同じ調律ですのでそのまま練習しますがアルハンブラでは調律し直して弾きます

でも直ぐに音が下がり面倒です、いっそ二本の楽器を使えばよいのですが、

楽器が変わると、またいろいろ気分も変わるので厄介です、

とにかく無精者なので面倒臭いことが嫌なだけなのです、

それでも何百回も調律していれば慣れるとは思っています、

このまま我慢して練習を続けたいと思っています。

好きなアラビア風奇想曲の演奏

クラシックギター
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