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あのセゴビアの音色はどうやって出しているのか?
いろいろ考えたが結論は出ない、
考えられるのは、大きな手、楽器のハウザー、右手のタッチや左手のコントロールなどだが、
どれも今の自分には無理な条件ばかりだ、
もっともセゴビアを真似しようとしても無理なことなので意味がないが、
セゴビアの魅力は音色というより彼の歌うような音楽なのだろう、
和音の重音さえも彼独特のトーンがあり、
セゴビアの音はどんな録音でも、それが彼の演奏だと分かる、
動画の画像がなくてもCDのみの音でも彼の音は独特な魅力を感じる、
セゴビアは新曲を5年以上かけて準備したそうだが、
彼の演奏の魅力は、まさにそこにあるのだと思う、
技術を卓越して弾き込んで、弾き込んで、
流暢に歌うのがセゴビアトーンなのだろう、
そしてLPレコードの全盛期に彼の録音プログラムは世界を魅了した、
クラシックギターの録音はLPレコードに最適なアイテムだった、
私も当時最初に買ったLPレコードは持っている、
このアルバムが私にとってザクラシックギターの原点になっている