クラシックギター教室 初級3

クラシックギター教室 初級3

音声で説明が聞けます

爪の説明

 

クラシックギタリストの演奏用の爪は大きな課題です

何十年も論議が交わされていて答えは出ていません

もともと爪は演奏者の身体の一部ですので各個人違います

ですので爪の使い方も違います、

古楽器などは指頭弾きといって爪を使わない方法で弾いていました

タレガの時代から爪弾きが主流になったようです

生身の爪を使う楽器と言うのは他にありませんので特殊な環境です

ギタリストにとって悩ましい事柄に繋がります

スポーツの制限 野球やボーリングなどができません

手を使う作業はグローブが必須になります

そして毎日爪の手入れが必要です

こんな神経質な楽器は他にありません

ですのでこれらはギタリストにしか分からない悩みなのです

 

子供や幼児は爪弾きができないので指頭弾きが主になります

コンクールに出るようなレベルになると爪弾きが必要になるかもしれません、

などなど僕も50年爪の事は悩み続けました最近は指頭弾きに近いぐらい

爪を短くして弾いています、セゴビアの爪の写真を参考にしています

先生がどんなに良い方法と教えても生徒自身に合わなければダメなので

最終的には自分で試行錯誤するしか無いのが現実です

皆さんもあまり焦らず自分流の爪弾きを探すことをおすすめします

セゴビアの爪

 

セゴビアは手も大きいのであまり参考になりませんが

音色をよく聞いていると指頭弾きに近い爪弾きに聞こえます

セゴビアの手は柔軟性が高くて親指のそりも大きいので爪は短くても良いようです

このように手や指の柔軟性に合った爪の仕様が理想です

答えになりませんが個人に合った方法を自分で見つける事です

アドバイスとして冬は乾燥しやすいのでクリームなどで保湿することをおすすめします

参考資料 セゴビアメソッド

 

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