歴史的録音。
ダヴィド・オイストラフとアイザック・スターン
という二人のバイオリンの巨匠が協演した録音からヴィヴァルディの
「二つのバイオリンのための協奏曲イ短調RV522」。
二人には1959年録音のヴィヴァルディ・アルバムがあり、
それが唯一の共演盤と紹介されていますが、
これはそれに先立つ1955年12月に録音されたもの。
バックを務めるのはオーマンディ指揮の
フィラデルフィア管弦楽団メンバー。
モノラル録音なので二人のスタイルを聴き分けるのは難しい。
しかし逆にまるで長年コンビを組んできたかのような同質性、
協調性を聴かせていることに驚かされます。
曲が曲だけに名人芸を堪能するというよりは、
名人達の愉悦に満ちた音楽を楽しめると思います。
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Columbia ML 5087: David Oistrakh, Isaac Stern, The Philadelphia Orchestra – Vivaldi: Double Concerto