名曲・名演・名録音⁺映像。
今年の1月フランクフルトで行われた公演からコダーイ・ゾルターンの「ハンガリー詩編」。
指揮は現在ハンガリーを代表する作曲家・指揮者のエトヴェシュ・ペーター。
コダーイの声楽曲ファンには待望の演奏と言えると思います。
予想以上のスケールと細部まで彫り込んだ密度の濃い音響、民族的色合いの表出などこの作品の演奏史に新たな金字塔を立てた印象。
重要なテノール・ソロはハンガリー国立歌劇場のベテラン、コヴァーチハーズィ。
一昨年日本公演では「こうもり」のエイゼンシュタインを演じて好評を得た人です。
合唱はリューベック国際コーラス・アカデミーということで臨時編成のようですが、熱気の籠った力強い合唱を聴かせます。
20世紀を代表する合唱名作でありながら実演に接する機会が少ないのが残念。
オーケストラはフランクフルト・hr響。
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Peter Eötvös: Psalmus Hungaricus ∙ für Tenor,…