ハンガリー出身のバス歌手ラースロー・ポルガール

歴史的名演。

ハンガリー出身のバス歌手ラースロー・ポルガール。

2010年に63歳の若さで急逝してしまいましたが、

この人はバルトークの唯一のオペラ「青ひげ公の城」の主役として第一人者でした。

その深く威厳のある響きと美しいマジャール語は絶品。

ブーレーズやイヴァン・フィッシャーとの録音が代表的。

その彼がソプラノのユリア・ヴァラディ、ゲオルグ・ショルティ指揮パリ管弦楽団と組んだ1995年のライブ。

オール・スター夢の饗宴ですね。

指揮のショルティとしては晩年の演奏でパリ管と組んでいるのも珍しいが、

若い頃から取り組んでいた作品だけに見事なドラマを作り上げています。

ヴァラディの表現力も流石。

しかしそれにしてもポルガールは素晴らしい！