音色の美しさとは

麻尾佳史さんの記事に「弾いた音が消えていくところがギターの最大の魅力だ」と書いてありました、まさにそのとおりだと思います、ギターの音量は他の楽器に比べて小さいのですが、その短所が長所になっています、よくギターの演奏会では最初の曲は耳が慣れないせいかずいぶん小さく聴こえます、でも数分すると耳がなれて大きな音に感じるようになってきます、音色というのは大きな音より小さい音の方が美しく感じるものです、その意味ではギターは初めから美しい音を奏でる楽器として理想的なのかもしれません、どんなジャンルの音楽でも音色が美しく感じない演奏は音楽としては魅力に欠けます、演奏家はいつも細心の注意を注ぎながら美しさを求めるべきだと思います

 

 

 

クラシックギター
おすすめの記事