きれいな音、美しい音色とは

昨夜もカフェで演奏しました、雨模様の天気なので

ちょっと湿った音でしたが、聴いてくださった方は

とてもきれいな音ですねと言われて嬉しくなりました

クラシックギターは世界で一番きれいな音の楽器だと言われます

音量が大きくなるほど音質は削がれます、小さい音ほど美しく感じます

そのバランスがクラシックギターが良いのです

特に歳をとって右手の力が抜けて、と言うか入らなくて弾くと

単弦の音がとてもきれいに鳴るのですa指の薬指の爪も短めにして

指頭弾きでペタペタ弾くと指先の感覚も含めて気持ちの良い物です

そして大切なことは調律です、6弦の倍音をしっかり調節すると

音量も上がり音の響きや衰退音も美しくなります

音程の調律は大切ですがもっと大事な倍音の調律をしなくてはいけません

昔のリュート弾きは12弦の復弦を調律するので一生調律していると言われた物です

撥弦楽器は調律時から音楽が始まりますイエペス氏も10弦に固守したのも

自分の好みの音質を求めた結果だと思います

気候や弦のコンディションで左右されますが

いつも美しい音色で弾くことを心がけたいと思っています

 

クラシックギター
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