ソルの月光の不思議

ソルの月光という曲は有名ですが

一般には知られていません ベートベンと間違われることもあります

ところが月光という曲はあまりクラシック音楽を知らない方でも

受け入れられるようです、一度月光を聴いた人は

必ずリクエストされます

短いフレーズと親しみ深いメロディーが印象的なのかもしれません

自分自身でも何度も弾いていろいろニアンスも変えて演奏してみました

もう70歳ですが20歳ごろ弾いた月光とはずいぶん違っているのだと思います

特に自分の体験では40歳代の挫折や60歳代の大病などいろいろな苦境を

乗り越えると月光という曲が一段と感銘深く感じられて一音一音を大事に弾くように

心がけるようになりました

月光はソルの20の練習曲の5番の小曲なのですが

特別な存在になっています

ソルのメヌエットやワルツその他の曲も名曲ですが

エチュードらしくない月光は不思議な曲です

そんな意味でギター音楽に詳しくない方でも

共感できる曲なのでしょう

今後も月光は一生弾いていくのだと思っています

弾ける方はもう一度月光という曲を弾いてみてください

 

クラシックギター
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